元ネタの往年の映画「狸御殿」シリーズを見た事ないまま感想。
まず平幹二朗さんが「生ける者の中で最も美しい」と言う設定がツボ。
そしてその座を脅かすのが実の息子、オダギリジョーさんの演じる雨千代という。
またこの「安土桃山」「雨千代」「びるぜん婆」と言った名前にくらり。
日本絵画を背景にする美しさ。渦を船で巡る場面が面白い。
薬師丸ひろ子さんが桜の枝でチャンツイイーを打つ場面。
しかも理由が「あれ程、狸御殿の外に出てはいけないと…!」
桜の花弁がひらひら。ああ素敵。こういうのなぜか大好きです。
薬師丸さん眉毛なくて格好いいよ。
間、テンポが面白い。
主演のチャンツイイーが片言の日本語を話すのも変味アップ。
ストーリーはシンプルで簡単で、
美しさ、けれん味に存分に集中出来ていいです。
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