道草しながらふと出会う様な楽しい事への感想をつづります。 大人計画、グループ魂、阿部サダヲさん、あと黒バラが多め。
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2006/04/12(水)03:51
ドッグヴィル プレミアム・エディション
ドッグヴィル プレミアム・エディション


画面に広がる灰色の床。
その上に白い線で描かれることで表される建物、畑、道路…。
そして一匹の犬。 「ドッグウィル」と呼ばれる村。
無機質で異様な光景の中、この村の人々は日常を送っている。
ある日、1人の女性グレースが、村に逃げて迷い込んで来た…。

以下ネタバレ。




ラース・フォン・トリアー作品は
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」と「キングダム」しか見ていませんが
あの悪趣味な、水分はらんでいるのにカラッとした様な暗さがなんか癖になります。
キングダムはハマりました。笑えるし。


暗くて、ひたすらヒロインが不幸な目にあって…ってだけで終わらず
最後には驚きが待っている。

白い線のみで村を表現する方法は
斬新で無機質な印象を与えますが、それだけでなくて
最後に白い線をさっと消し村の全てを無にする、という効果を知った時、鳥肌が。

貧しく閉鎖的な人々。自分は善人だと信じている人々。
集団心理と慣れで、エスカレートする悪意。

(又途中で一瞬、上手くやっていけるのかな?とか
ヒューマニズムな感動に一歩踏み入らせたり微妙に錯覚させるんだよなあ)

物語を追って見たら、増長する村人に苛められ抜いて
最後に立場を逆転させる主人公の図にスッとしたのは事実。でも


許して許して最後に裁く主人公。
この村の命運を握る彼女は傲慢ではないのか。
カタルシスを感じてよいものか。

炎の中彼女は泣く。
酷い仕打ちを受けたから。村を消失させなければならないから。

何より傲慢な涙の図なのではないだろうか。


巨大なスケールで物語を覆すラストに驚き
とりあえず「ヴェラの眼鏡かっと飛ばしてェェ」程度の事思っていた自分は
小せえなあと思うのでした。

斬新で面白く色々考えさせられました。

ドッグヴィル コンプリートBOX
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ドッグヴィル スタンダード・エディション
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ドッグヴィルの告白
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